鉄道/関東
土合駅(JR上越線・地下70m モグラ駅)
上越線下りホームが新清水トンネル内地下70mに位置し、改札口まで486段の階段を登る『モグラ駅』として有名。冷気と暗闇に包まれる地下空間で人気のない深夜は独特の静寂が訪れる。
群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽にあるJR上越線の駅。
1931年(昭和6年)開業、1967年(昭和42年)に新清水トンネルの開通で下り線(長岡方面)のホームが谷川岳直下の地下70m地点に新設された。
地上の駅舎から下りホームまで全長462mの連絡通路と486段の階段で結ばれ、徒歩約10分を要するため『日本一のモグラ駅』として鉄道ファンや観光客に知られる。
冬季は積雪量が多く、地上駅舎付近では2m以上の雪が積もる豪雪地。
地下ホームは年間を通じて気温10℃前後で安定し、夏でも肌寒い。
下車客は1日数十人程度の閑散駅で、深夜の地下ホームに一人立つと独特の静寂と冷気が訪れる。
【沿革・年表】
1931年地上駅として開業 → 1967年新清水トンネル開通で下り線が地下70mへ移設 → 鉄道珍スポットとして観光化。
- 1931/9/1上越線開業に伴い土合信号場として開設
- 1936/12土合駅に昇格
- 1967/9/28新清水トンネル開通、下りホームが地下70m新ホームに移設
- 1985/3無人駅化
- 2010年代鉄道珍スポットとして全国的に観光客が訪れる
- 2020年駅舎を活用した宿泊施設・グランピング場が周辺に開業
【現象録】
- 486段の階段を一人で登っているとき、自分以外の足音が聞こえるとの利用者証言
- 地下ホームで列車を待つ間、トンネル奥から視線を感じるとの体感
- トンネル換気の風音に混ざって人の話し声のような音を聞いたとの噂
【所在・交通】
- 住所
- 群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽218 [地図]
- 交通
- JR上越線『土合駅』下車。関越自動車道『水上IC』から車で約20分。
- 現況
- 現役無人駅。下り線地下ホームへは486段の階段。観光・登山(谷川岳)拠点。
- 訪問覚書
- 冬季は地上は豪雪地帯。階段は照明あるが薄暗い。深夜の地下ホームは無人になりがちで電波も弱い。
【民俗・伝承】
豪雪地谷川岳の麓に位置し、谷川岳遭難史(『魔の山』とも呼ばれた登山遭難多発地)とセットで語られることが多い。
新清水トンネルの建設工事でも犠牲者を出した産業遺構の側面もある。
関連地谷川岳、新清水トンネル、上越線、魔の山、JR東日本
典拠上越線史、谷川岳遭難史、日本の珍駅
【参考文献】
- 公式上越線史
- ガイドブック日本の珍駅
- Web土合駅 - Wikipedia
⚠ WARNING
- 冬季は階段が冷えて滑りやすい。足元注意。
- 携帯電波が弱いエリアあり。連絡手段確保。
- 登山(谷川岳)拠点として使うなら遭難・天候を厳重に確認。
最終更新:2026-05-04