鉄道/関東
鶴見事故慰霊碑(横浜市鶴見区)
1963年11月9日、東海道線鶴見〜新子安間で発生した二重衝突事故。死者161名・重軽傷者120名を出し、戦後の鉄道事故では桜木町事故と並ぶ大惨事として記録される現場。
神奈川県横浜市鶴見区の東海道本線鶴見駅〜新子安駅間で1963年(昭和38年)11月9日午後9時40分頃に発生した、戦後日本鉄道史上有数の大事故の現場。
下り貨物列車の脱線で散乱した貨車に上り横須賀線電車が衝突、続いて下り横須賀線電車も巻き込まれる二重衝突となり、死者161名・重軽傷者120名を出した。
同年5月に発生した三河島事故と並び、ATS(自動列車停止装置)導入と運行管理体制の抜本的見直しの契機となった。
事故から13日後の11月22日に米国ケネディ大統領暗殺事件が起き、日本の報道が国際ニュースに切り替わったため記憶が薄れがちだが、現地には慰霊碑が建てられ毎年慰霊祭が営まれている。
【沿革・年表】
1963/11/9 発災 → 国鉄の安全対策抜本見直し → 翌年 ATS-S 全国展開。
慰霊碑は事故現場近くに設置、毎年慰霊祭継続。
- 1963/11/9午後9時40分頃、貨物列車脱線+横須賀線電車2本の二重衝突。死者161名・重軽傷120名
- 1963/12国鉄安全対策本部設置、抜本的見直し開始
- 1964ATS-S(自動列車停止装置・常用ブレーキ動作)全国展開を加速
- 1965事故現場近隣に慰霊碑建立
- 現在毎年11月9日に JR東日本主催で慰霊祭
【現象録】
- 毎年11月9日近くに慰霊碑前で人影が立つ、視線を感じるとの参拝者証言
- 深夜の現場付近で運行のない時間帯に汽笛のような音を聞いたとの噂
- 慰霊碑周辺で晴天無風時にも一帯だけ冷気を感じるという体感報告
【所在・交通】
- 住所
- 神奈川県横浜市鶴見区東寺尾(慰霊碑付近・東海道線沿い) [地図]
- 交通
- JR京浜東北線『鶴見駅』から徒歩約15分
- 現況
- 現役路線。慰霊碑あり、毎年11月9日に慰霊祭が営まれる。
- 訪問覚書
- 線路敷地内は立入禁止。慰霊碑は公道側から参拝。命日(11/9)前後は遺族追悼のため一般訪問は配慮。
【民俗・伝承】
三河島事故(1962年)・鶴見事故(1963年)・余部事故(1986年)・福知山線事故(2005年)は戦後日本の鉄道安全史の節目とされ、事故ごとに技術と運行体制が変わってきた。
関連地三河島事故、ATS、国鉄、鉄道安全、横須賀線
典拠国鉄鶴見事故報告書、戦後日本の鉄道事故、ATS導入史
【参考文献】
- 公文書国鉄鶴見事故調査報告書
- 歴史書戦後日本の鉄道事故史
- Web鶴見事故 - Wikipedia
⚠ WARNING
- 線路敷地内は立入禁止。慰霊碑は公道から参拝。
- 命日(11/9)前後は遺族追悼のため心霊目的訪問は控える。
- 事故慰霊碑での軽率な撮影・SNS発信は遺族感情を傷つける。
最終更新:2026-05-04