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城跡/沖縄

本部町 今帰仁城跡

北山王国の本拠地。攻め落とされた際の戦死者の霊が城壁に宿るとされ、琉球石灰岩の城壁から叫び声が聞こえるとの話がある。

沖縄県国頭郡本部町に位置する今帰仁城跡(なきじんじょうあと)は、14世紀に北山王の居城として栄えた琉球最北のグスクで、世界遺産に登録されている。
1416年に中山王・尚巴志に攻め落とされ、北山王は城内で壮絶な最期を遂げた。
以来、今帰仁城跡には「北山王の亡霊」が出るという伝承が沖縄各地に残り、特に旧暦1月の今帰仁グスク桜まつりの前後には霊的活動が活発になるとも言われる。
城内の碑文の前で深夜に祈ると北山王が現れるという言い伝えもある。
また第二次世界大戦中には日本軍が城跡を利用し、周辺で戦死した人々の念も重なっている。

【沿革・年表】

今帰仁城跡は、北山王・攀安知が滅びた場所だ。
中山に敗れ城内で自刃した王の念が600年を経た今も城跡に宿るとされる。
沖縄戦の死の念と複合して、北の果てのグスクは独特の霊的重さを持つ。

  • 13世紀頃今帰仁城(ほかじゃじゅすく)の原型が建設される
  • 14世紀北山王統が城を拡張。琉球三山(南山・中山・北山)の一角を担う
  • 1416年中山王・尚巴志が北山を征服。北山王・攀安知が城内で自刃
  • 1420〜1609年琉球王国の北部管理拠点として機能
  • 1609年薩摩藩侵攻後、城が廃城となる
  • 1945年沖縄戦で周辺が激戦地となり、城跡が戦場の一部となる
  • 2000年世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」に登録
  • 毎年1〜2月今帰仁グスク桜まつりが開催
  • 現在観光地として整備。夜間の怪異報告が続く
【現象録】
  • 夜間に城壁上に人影が見える
  • 城内の碑文の前で深夜に男性の声が聞こえる
  • 桜まつりの前後に霊的活動が活発化するという報告がある
  • 城内で突然強い絶望感・孤独感に包まれる
  • 城の最高部で古い琉球語の声が聞こえる
  • 城跡を撮影すると城壁に人の顔が写る
  • 夜間の城跡で火の玉のような光が見える
  • 城内の特定の石に触れると強い念が伝わる
【体験・記録】(3件)
証言今帰仁村出身の老人(70代男性)
子どもの頃から「ナキジンのグスクには北山王の霊がいる」と教えられた。
夜に城跡を通るときは必ず手を合わせる習慣が今もある。
一度だけ夜に城内に入ったとき、城の奥から男性の命令口調の声が聞こえた。
琉球語の古い言葉だった気がした。
証言観光ガイド(女性・40代)
何年も今帰仁城跡をガイドしてきた。
昼間でも城の奥の方では特別な雰囲気がある。
夜間は城跡が別の場所になる。
夕方に最後の観光客を見送った後、城内を確認していると毎回独特の圧迫感があり、早足で歩いている。
証言沖縄本島北部出身の男性(30代)
桜まつりの翌日の夜に城跡に行った。
城の最高部に来たとき、前方に甲冑のような服装の人物が立っていた。
近づくと消えたが、その後城内の空気が重くなった気がして引き返した。
【所在・交通】
住所
沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊5101 [地図]
【民俗・伝承】

今帰仁城跡の霊的伝承は、「敗者の城」という歴史的性格から来ている。
北山王・攀安知は中山に敗れ、城内で命を絶った。
「負けた」という歴史を持つグスクには、「征服されなかった誇り」の念が残るとも解釈される。
沖縄の民俗では戦いで滅んだ武将の霊は特に強く、慰霊されないと城跡を守り続けると信じられてきた。

関連地今帰仁城北山王世界遺産攀安知
典拠今帰仁村史編纂委員会『今帰仁村史』第1巻(1988年)
【参考文献】
  • Web今帰仁村史 第1巻今帰仁村史編纂委員会 1988
  • Web琉球の時代高良倉吉 1980
  • Web沖縄怪談集 グスク編南島怪談研究会 2013
#グスク#世界遺産#北山王#今帰仁#城跡#桜まつり#武将
⚠ WARNING
  • 夜間立入禁止
  • 世界遺産への敬意を持って訪問すること
最終更新:2026-04-24