施設/関東
旧伊豆大島温泉ホテル(廃ホテル)
1980年代後半に閉業した伊豆大島の温泉ホテル廃墟。火山島特有の景観に佇む大型RC建物が長年放置され、心霊スポットとして島内最大級の知名度を持つ。
東京都大島町、伊豆大島の元町地区にあった大型温泉ホテルの廃墟。
1970年代の伊豆大島観光ブーム期に建設され、1986年の三原山噴火による全島避難の余波と1990年代のバブル崩壊を経て閉業した。
鉄筋コンクリート4〜5階建ての大型施設で、長年解体されないまま放置され、内部の家具・浴場設備が残存していたことから廃墟マニアの『聖地』として知られた。
一方で島の地元では夜の建物に近づかないよう言われ、女性の泣き声・客室の人影など多数の体験談が語られる。
【沿革・年表】
高度成長期から離島観光ブーム期に建設・営業。
1986年三原山噴火と全島避難、その後の観光客減少で閉業。
長年放置後、近年は安全のため部分的に立入禁止が強化。
- 1970年代離島観光ブームを背景に開業
- 1986/11三原山噴火・全島避難。観光産業に大打撃
- 1980年代後半再開後も客足が戻らず閉業
- 2000年代廃墟マニアの間で全国的に知られる存在に
- 2010年代崩落の危険が顕在化、立入禁止の柵・警告が強化
【現象録】
- 夜間に建物上階方向から女性のすすり泣きが聞こえるとの島民・訪問者の証言
- 外から見上げると無人のはずの客室窓に人影が映る
- 電源が切れているはずの建物で時折ロビー付近の蛍光灯が点滅したとの噂
【所在・交通】
- 住所
- 東京都大島町元町(旧伊豆大島温泉ホテル跡) [地図]
- 交通
- 東京・竹芝桟橋から高速ジェット船で約1時間45分。元町港から徒歩圏。
- 現況
- 閉業廃墟。立入禁止区域あり。建物老朽化で崩落危険箇所が増加。
- 訪問覚書
- 敷地内立入は不法侵入。外観撮影は道路側から可。三原山方面と合わせ訪問する場合は天候・船便確認必須。
【民俗・伝承】
伊豆大島は火山島として古来より信仰と恐れの対象で、波浮港の旧街道や三原山の噴火災害など独自の民俗が積み重なっている。
本ホテル廃墟は『近代の遺構』としてその系譜に新たに加わった存在。
関連地三原山噴火、伊豆諸島観光、波浮港、廃ホテル
典拠大島町誌、伊豆諸島の民俗
【参考文献】
- 自治体史大島町誌
- 行政資料伊豆諸島の近代観光史
- Web廃墟検索地図 - 伊豆大島温泉ホテル
⚠ WARNING
- 敷地内・建物内立入は不法侵入で違法。
- 建物老朽化で崩落・落下物の危険が高い。
- 夜間訪問・心霊目的の侵入は周辺住民の迷惑になる。
最終更新:2026-05-04